怪しい有料ノートやらなんやらについての私なりの考え方

定期的に話題になるあれは詐欺なんじゃないかという有料ノートとかとか

基本的な考え方は変わらないと思うのでこれから先に話題になったときに「ワイの考えはこれや!」というのをあらかじめ書いておこうと思います。

基本的に投資にまつわる話ですが、他の分野でもある程度は通じますかね

騙す方が悪いのを含めた前提

私は投資なんてギャンブルで心理戦や騙し合いでなので騙す側と騙される側が出来ることは仕方ないと思っています。

今の日本が社会主義ではなく資本主義である以上自由な経済活動は保障されるべきですし、それによる競争で勝者と敗者が生まれるのは避けられません。

有料ノートを出すこと事態を否定する事は資本主義を否定する事に繋がりますが、投資のノートに関してはウォーレン・バフェットなど偉大な投資家などが書いた名著と競争する覚悟が必要です。

これから先ウォーレン・バフェット以上の投資家が輩出される可能性はゼロではありませんが、その人が商材を売りさらにそれをあなたが購入出来る可能性は無視してもいいレベルの低確率でしょう。

それに自由な経済活動といっても何をしても許されるのではなく、法律に従う必要はあります。それが出来なければ犯罪者です。商品を売るために嘘をついたら詐欺ですし、他の法律も守らなければなりません。

小難しく書きましたが、私が言いたいのは有料ノートを出すこと自体は内容や経歴に嘘をつかなければ問題ないけどウォーレン・バフェットが買った銘柄が無料で分かるのに有料でも買う価値のある情報が書かれている投資関連のノートなんて自意識過剰だろ!です

まあ法律というのは取り締まる側の解釈やさじ加減しだいでどうとでもなる一面はありますがね

パチンコは賭博罪に該当すると言っても「うちは景品との交換をしているだけです。たまたま近くにその景品を買い取っている別のお店があるだけです」と言い返されますし、その言い分が通るかどうかも取り締まる側の解釈次第というもの

騙す側は犯罪にならないように屁理屈を言うことなんて普通にあり得ることです。

こういった事を踏まえてどうするかを考えましょう

自分で知識をつけて自衛するしかない

結論から先にいうと自分で知識をつけて対応するしかないです。投資は自己責任ですし、当たり前といえば当たり前ですかね。

ではもう少し掘り下げて考えましょう。前提でも話しましたが、騙す側の人間というのは詐欺と言われないように何かしらの建前や言い分を用意することは珍しくありません。そうなった場合詐欺だと認定すらされない可能性すらあります。

というより自社製品を自信満々に紹介すれば多少盛った表現になることなんて騙す気がなかったとしても普通に起きます。段階としては誇張表現→優良誤認→詐欺といったところでしょうか

その境界の判別は私には難しいですし、勉強している人でも断言出来なかったりします。そんな中で詐欺だと訴えてもただの悪口にしかならないでしょう。

また、騙した相手の情報はどこまで分かっていますか?SNSのアカウントしか知らないのであればブロックされて終わりです。開示請求などの手も残ってはいますが、なかなかハードルは高いです。

そこまでの苦労をして相手の個人情報にアクセスし、騙す側の理論武装を打ち破る証拠を集めてやっとのことで詐欺を立証出来たとしましょう。

だけど犯人の手元にお金が残っていなければ返金してもらえません。時間が経っていればすでに使っている可能性も高いですし、巧妙に隠している場合もあり回収するのは難しいでしょう

では犯人以外の人から補償をしてもらえるかというと、まず無理でしょう。というより騙されて何百万円失いました、助けてくださいというのも別の詐欺を疑う案件です。

また、騙されましたと声をあげてもそれを聞いてやってくるのは被害者を助けたいと思う人ではなく騙されるような知識のない人をカモにしてやろうという騙す側の人の確率の方が高いでしょう。

ここまで考えれば分かりますが、騙された後に騙した側を追い詰めるのは非常に困難。少なくとも回収できる金額が数千円や数万円ではとても割に合いません。

騙された方ではなく騙した方が悪いので騙した側に罰をというのが理想ですが、現実的ではありません。では実際どうすればいいかと聞かれたら、自分で知識をつけて騙されないようにするしかないでしょう。

まとめると、倫理的には騙された方ではなく騙した方が悪いに決まってる。だけど詐欺を立証するのも被害金を回収するのも難しい。だったら自分で知識をつけて未然に防ぎ、被害が数千円、数万円ぐらいなら勉強代だと思って再度騙されることのないようにするのが現実的でしょう。

はい終わりでーす